労働安全衛生法 第69条・第70条の2
事業者は労働者の健康保持増進のため必要な措置を講ずる責務を負い、 国の指針(健康保持増進指針)の遵守が求められます。
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厚労省ガイドライン(令和5年改訂)に沿った企業向け実務ガイドと、両立支援プラン作成ツール
本ページの位置付け
本ページは『事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン』(厚生労働省、令和5年改訂版)を踏まえた企業の人事・産業保健担当者向けの労務管理ガイドです。 診断・治療方針・就業可否の最終判断は主治医および産業医にご相談ください。 個別の医学的助言は行いません。
両立支援は事業者の安全配慮義務と密接に関係し、複数の法令・指針に根拠を持ちます。
事業者は労働者の健康保持増進のため必要な措置を講ずる責務を負い、 国の指針(健康保持増進指針)の遵守が求められます。
『事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン』。 基本方針・申出から計画策定・実施・見直しまでの実務フローを定めています。
個別疾患の対策基本法でも、就労継続支援が国の責務として定められています。
治療継続によって障害者手帳を取得した労働者については、合理的配慮義務との関係も整理が必要です。
ガイドラインで示される標準的な進め方。本人の同意を起点とし、情報共有→計画→実施→見直しのサイクルで運用します。
本人からの申出を端緒に、就業上の制限・配慮について主治医意見書を取得します。本人同意のもとで人事・産業医・主治医が情報を共有します。
業務内容・勤務時間・休暇・職場環境への配慮事項を取りまとめ、本人・上司・産業医・人事が合意したうえで文書化します。
短時間勤務、配置転換、テレワーク、通院休暇など、合意した配慮を実施。実施状況を本人と定期的に確認します。
症状の経過・治療内容の変化に応じてプランを更新。配慮が不要となった段階で支援計画を終了します。
自社の両立支援体制を点検するための7項目。1つでも未整備があれば社内規程・運用の整備を検討してください。
6カテゴリ・約30病態の典型的な労務配慮を整理。詳細は各カテゴリページから確認できます。
外科治療・化学療法・放射線療法・ホルモン療法など複数の治療局面で配慮事項が異なります。外来通院と勤務の両立、再発不安への対応が中心です。
重点リスク:化学療法期の感染リスク・倦怠感
運動麻痺・高次脳機能障害・再発リスクの3点が職務影響の柱。短時間勤務・職務再設計・環境改修を組み合わせます。
重点リスク:再発予防のための血圧・服薬管理
心筋梗塞・心不全・不整脈などで身体活動量の上限が変化します。METs(運動強度)と業務負荷の整合が要です。
重点リスク:重量物・暑熱寒冷暴露の制限
食事・服薬・自己血糖管理を業務時間内で確保することが鍵。合併症進行段階では大幅な職務再設計が必要です。
重点リスク:低血糖発作への即時対応
うつ病・不安障害・双極性障害・適応障害・発達障害など。再休職予防のため、段階的な業務付与と継続的なモニタリングが必須です。
重点リスク:復職プログラム(リワーク)の運用
多発性硬化症・パーキンソン病・炎症性腸疾患・関節リウマチ・SLEなど。長期にわたる再発寛解への対応が必要です。
重点リスク:再発時の臨時休暇制度
病態・職種・希望勤務形態を選択するだけで、配慮事項・段階的復職プラン・主治医意見書テンプレートを生成します。 作成結果は印刷してそのまま社内回覧・主治医依頼に使えます。
最終更新:2026年5月。本ページは法令・指針の要点解説と労務管理上のガイドです。疾病の診断・治療・就業可否の判断は医師法上、医師の専管事項です。本サイトは個別診断・治療助言を行いません。具体的事案は主治医・産業医・社労士等の専門家にご相談ください。