虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)術後
PCI(経皮的冠動脈形成術)・CABG等の治療後、心臓リハビリを経て復職するケース。身体負荷量の上限と再発予防が両立支援の要。
治療パターンの目安
- 抗血小板薬・スタチン等の長期内服
- 外来心臓リハビリ(数ヶ月)
- 心機能評価のための定期検査
作業内容の配慮
- 重量物取扱(おおむね10kg以上)の制限
- 屋外高温・寒冷作業の負荷を低減
- 強いいきみ・全身運動を伴う作業を見直し
勤務時間・休暇の配慮
- 復職当初は1日4〜6時間の短時間勤務
- 残業・深夜業の原則禁止
- 心臓リハビリ通院日の柔軟取得(週1〜2回×8〜12週)
作業環境の配慮
- 高温・寒冷曝露の緩和(空調・休憩室)
- AED・救急連絡経路の整備
- 段差・階段の少ない動線
本人・主治医・産業医とのコミュニケーション
- 主治医意見書で『METs上限』『就業上の措置』を明示
- 産業医面談で日常業務の負荷量を擦り合わせ
- 胸痛・動悸時の即時対応フローを本人・周囲で共有