多発性硬化症(MS)
再発と寛解を繰り返す中枢神経の自己免疫疾患。症状が多彩で、視覚障害・運動障害・疲労感への配慮が必要。
治療パターンの目安
- 疾患修飾薬(DMT)の長期使用
- 再発時のステロイドパルス療法
- 外来定期通院(1〜3ヶ月ごと)
作業内容の配慮
- 視覚・運動症状の状態に応じて業務難易度を調整
- 強い疲労(MSフォグ)を考慮し集中業務の時間を区切る
- 高温環境(ウートホフ現象)を避ける
勤務時間・休暇の配慮
- 短時間勤務制度の柔軟運用
- 再発時の臨時休暇取得
- 通院日の半日休暇
作業環境の配慮
- 屋内温度を一定に保つ(高温暴露回避)
- 段差・滑りやすい床面の改修
- 視覚補助具・休憩室の整備
本人・主治医・産業医とのコミュニケーション
- 再発時の連絡フロー・産業医面談
- 難病医療費助成制度の活用を本人と確認
- 症状日毎の変動を周囲が理解