熱中症対策ハブ
WBGT計算機・業種別リスク判定・R7安衛則改正対応をまとめた現場運用ポータル
本ページの位置付け
本ページは労働安全衛生規則第612条の2(令和7年4月1日改正)に対応した職場の熱中症対策ガイドです。 JIS Z 8504準拠のWBGT計算式と厚労省「職場における熱中症予防対策マニュアル」を参照しています。 個別作業の安全判断は事業者・産業医・職長が現場状況を踏まえて行ってください。
改正適用日:2025-04-01(令和7年4月1日)
WBGT計算機
気温・湿度・黒球温度を入力すると、JIS Z 8504式でWBGTとリスクレベル・推奨対策を瞬時に算出。
計算機を開く →
業種別リスク判定
建設・製造・運輸・農業ほか10業種ごとの暴露作業・リスク要因・標準対策・関連法令を一覧化。
業種を選んで見る →
R7改正コンプライアンス
安衛則第612条の2 改正対応チェックリスト8項目と、社内文書テンプレート4種を印刷可能形式で提供。
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熱中症対策の基本フロー(4ステップ)
職場のPDCAサイクルに組み込むための標準ステップ。WBGT実測 → 作業調整 → 暑熱順化 → 初期対応の順で運用します。
- 1
暑熱環境の見える化
WBGT測定器(または推計値)で作業現場のWBGTを把握。1時間ごと、超過時は30分ごとに記録します。
- 2
リスクレベル判定と作業調整
JSOH/厚労省基準により4段階(注意/警戒/厳重警戒/危険)に分類し、休憩時間・水分補給・作業中止を判断します。
- 3
暑熱順化と教育
新規入場者・復帰者は7日以上かけて段階的に負荷を上げます。年1回以上の熱中症予防教育を全員に実施します。
- 4
発症時の初期対応
現場掲示の対応フローに従い、冷却・経口補水・救急通報を行います。バディ制で単独作業を避けます。
R7改正の要点
安衛則第612条の2が令和7年4月1日に強化されました。事業者に求められる主要4項目を要約します。
- ①WBGT実測・記録の体制:屋内・屋外を問わずWBGT基準値を超えるおそれのある作業について、測定または推計と記録の体制整備が求められます。
- ②暑熱順化期間の確保:新規入場者・復帰者には7日以上の段階的負荷計画を作成し、実施状況を記録します。
- ③予防教育の実施:暑熱作業者全員に年1回以上、症状・予防・初期対応・救急通報を含む教育を実施します。
- ④初期対応と緊急体制:発見→冷却→搬送→救急要請の手順を文書化し、現場掲示と緊急冷却装備の配備を行います。
対応業種(10業種)
MHLW統計で熱中症発生が多い業種を中心に、業種別の暴露作業・リスク要因・標準対策を整理しています。
関連機能
- Eラーニング:熱中症予防 →— 現場作業者向けの基本教材。暑熱順化・症状・対応をテスト付きで学習できます。
- 健康診断スケジューラ →— 暑熱作業者の年2回健診(特殊健康診断)の対象判定にも活用できます。
- 治療と仕事の両立支援 →— 循環器疾患・糖尿病など熱中症ハイリスク労働者の労務配慮を整理しています。
- 年次安全衛生計画ジェネレーター →— 熱中症予防対策を年間計画書の『健康管理』セクションに反映できます。
- 建設業の事故分析レポート →— 熱中症が頻発する建設業の労働災害統計・原因分析をまとめています。
公的資料・出典
最終更新:2026年5月。本ページは法令・指針の要点解説と現場運用ガイドです。個別作業の安全判断は事業者・産業医・職長の責任で行ってください。WBGT計算はあくまで参考値であり、現場の実測と専門家判断を最優先してください。