はさまれ・巻き込まれ製造業死亡
プレス機の金型交換中に起動スイッチが誤作動、上型に挟まれ死亡(製造業)
- 発生日:
- 2025-02-19
- 業種:
- 製造業
📄 事故概要
金属部品製造工場のプレス機の金型交換作業中、上型と下型の間に手を入れていた作業員(30代男性)が誤起動によるスライドの下降で死亡。金型交換時の電源遮断(LOTO)手順が守られていなかった。令和7年速報・製造業のはさまれ・巻き込まれ死亡を代表する事例(製造業47人)。速報統計から導出した代表事例。
主な原因
- ▶LOTO(ロック・アウト・タグ・アウト)手順の省略(「すぐ終わるから」という慣行)
- ▶双手操作式安全装置のバイパスが黙認されていた
- ▶金型交換作業の安全教育が口頭のみで、実技確認なし
再発防止策
- ✓プレス機のLOTO手順を工程標準書に明記、管理者による作業前確認を義務化
- ✓双手操作式・光線式安全装置の機能確認を始業点検に追加
- ✓産業安全専門官によるプレス安全診断の年1回実施
📚 出典
出典: 厚労省 労働災害発生状況速報値出典元を開く
🔁 類似する事故事例
- 有害物等との接触製造業2026-03-15化学物質個別規制から自律的管理移行期の経皮ばく露(製造業)
個別規制から自律的管理に移行された化学物質を扱う中小事業場で、SDS とラベル表示は整備されていたものの、リスクアセスメントの結果に基づく保護具選定が誤り、作業者が経皮ばく露で皮膚炎発症。
- はさまれ・巻き込まれ製造業2026-01-22製造ラインの清掃中に起動した機械に挟まれ死亡(製造業)
食品加工ラインの夜間清掃中、運転停止中のコンベア設備内部に入って詰まった食材を除去していた清掃員(20代男性)が、別のスタッフが誤って起動スイッチを押したために挟まれ死亡。令和8年(1-3月)速報・製造業死亡20人を代表する事例。速報統計から導出した代表事例。
- はさまれ・巻き込まれその他の事業2025-10-22コンバイン巻き込まれ死亡(農業)
稲刈り作業中にコンバインの詰まり除去のためエンジンを停止せずに手を入れた農業従事者(70代男性)が回転部に巻き込まれ死亡。農業機械の操作習慣から「エンジンを切る手間」を省略する傾向があった。令和7年速報・農業のはさまれ死亡を代表する事例。速報統計から導出した代表事例。